海角七号 君想う、国境の南価格: 1,575円 レビュー評価:4.0 レビュー数:6
映画が人気だというのでまずは小説から、という思いで読み始めた。
ストーリー全体を通して描かれるのは主に無名急造バンドの成長の物語である。
この映画は「60年前と現在の日台の愛が繋がる」ことを前面に押し出しているが、注目したいのはむしろ前者である。
結成当初のバラバラ感からの前座バンドで大成功するまでの成長ぶりには、読んでいるこちらが嬉しくなった。
映画を見に行けるかは分からないが、この小説を踏まえて深く映画に入り込めたらな、と思う。